フロントの剛性アップに!
ハイグリップタイヤでの高速走行時(サーキット)におけるブレの要因のひとつにトリプルツリーの強度不足が考えられます。
スタビライザーやステアリングダンパーなどで若干軽減されますが、根本的な解決にはなっていません。
ノーマルでは剛性に不安が残るトリプルツリーのステムシャフト、トップブリッジ、アンダーブラケットをジュラルミン削りだしで製作、高剛性・軽量化を実現し、純正トリプルツリーの使用時にあった剛性不安を取り除きます。
オフセット量も標準で30mm、オプション販売のオフセットカラーを使用する事で28mm・32mmが選べ、3ポジションの選択でライディングに合わせた調整が可能です。
※ノーマルオフセット量:40mm
フォークピッチは210mm、フォーククランプ径はφ43mmで、純正フォークはもちろんオーリンズ正立フォークなどのφ43mmフォークの取付も可能です。
トップブリッジはウイングトップを採用し,19mm突出し量を伸ばしています。
フロントブレーキホースを分岐するためのジョイントなどが取り付け可能なようにアンダーブラケットのフロント部にネジ穴を2箇所つけています。
(M6×P=1.0 ネジピッチ:46mm)
ステムナット、ハンドルポストも削りだしにて付属。ハンドルストッパー・ハンドルロックも使用可能でオフセットに合わせて調整。
ベアリング・オイルシールも付属しています。
仕上げは、シルバーアルマイトとブラックアルマイトございます。
㊟:ベアリング・オイルシールは付属しておりますが、組み込みは致しておりません。
ケイファクトリーで開発するレーシングパーツは、サーキット走行を基本に考え、ライディングをより快適により楽しくできるように機能性を重視して製作しております。
ストリート用に比べ、レーシングパーツは構造の簡易化や軽量化が最優先となります。
ですので二重・三重の安全対策はむしろ足枷となるために省かれているのが通常です。
しかし、だからこそ、それと引き換えに通常では味わえないパフォーマンスや楽しさを感じることができるのです。
意外な消耗や痛みかたをすることがありますが、予防のためにも普段からチェーン・タイヤや油脂類のように定期的なチェック・メンテナンスをしてあげてください。(純正パーツも走行前点検は重要です)
レーシグパーツはレーシングパーツとして接すれば、バイクライフはより楽しくて刺激的なものとなるでしょう。
<注意事項>
※私道・社寺の境内、公園、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていなくとも人や車が自由に出入りできるところは公道とみなされます。