「ビッグバイクの重いクラッチ、なんとかならないのか……」
そんな悩みを持つ多くのライダーにお奨めしたいクラッチレリーズシリンダーです。
大径ピストンの採用、そしてアルマイト処理により作動抵抗を大幅に軽減したことで、ノーマルと比べて約10%もクラッチ操作力を軽くすることができます。
シリンダー内壁の工作制度を飛躍的に上げ、表面を硬化するために「転圧処理」という手法を取り入れました。
この手法は、内径拡大量が直線的で誤差が少ないので、製品の精度をコントロールしやすく、従来より高精度(約3倍)の製品を提供できます。
アルミの固まりから削りだされた表面には、切削による鋭い凹凸があり、クラッチレリーズシリンダー内壁の場合、その凹凸の山の部分がオイルシールと接触し、傷めたり、ピストンの動きを妨げたりします。
そこで「転圧処理」により、その凹凸の山部分を潰して台形にすることにより表面を硬化させ耐摩耗性や疲労強度を著しく高めた平硬面を形成して、ピストンがよりスムーズに動くようにしています。
ピストンは専用のダブルOリングとし、スプリングも転圧処理によるスムーズさのために必要最低限に設定しています。
これはプッシュロッドに余計な力をかけないので、耐久性の向上にも貢献しています。
本体・ピストンともにアルマイト処理をしておりますが、これは見た目だけのためではなく、アルミ表面の耐久性をアップし、錆から守るためにも必要不可欠なものです。
以上から、ノーマルよりも約10%もクラッチ操作が軽くなったK-FACTORY製クラッチレリーズを是非お試しください。